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    JFPA水圧部会とは?

    AquaDriveSystem: ADS

    Author:AquaDriveSystem: ADS
    (一社)日本フルードパワー工業会の水圧部会が運営するブログです。
    水道水で動く、新しい水圧機器アクアドライブシステム:ADSで環境にやさしい駆動技術を提案する活動をしています。

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    水圧部会メンバーによる水圧関連企業訪問

    2018/10/17 [Wed]09:00 編集
    category: JFPA水圧部会とは?
      ~水圧部会メンバーによる
          水圧シリンダーメーカー訪問~

                    株式会社 ADSムラカミ

     新水圧技術(Aqua Drive System)を用い〝安心・安全・快適・オイルフリーをテーマに掲げる株式会社ADSムラカミは、地球環境にやさしいシステムを提案する会社を目指しています。水圧駆動エネルギーを活用し、環境負荷が限りなくゼロになる次世代型の駆動装置の開発・製造・販売を行っています。
     水圧部会のメンバー二人は、9月7日に、高松市の本社工場を訪問し、まずは介護用入浴補助装置の水圧シリンダ組立工程を見学させてもらいました。大形の3段テレスコシリンダの組立作業や家庭用車椅子入浴補助機能付き個浴「らくら」のシリンダなどです。そのほか、当社では防水板用シリンダなど多種類の水圧シリンダを製造・販売しております。
    ADSムラカミ訪問
    防水ゲート用両ロッドシリンダを前に、左が村上代表、右が山下設計部長

    *動画も公開されています。
     ホームページ http://www.ads-murakami.co.jp/
     動画  https://www.youtube.com/watch?v=e7Y-mj9nQFM
         (某、水圧部会委員記 2018/10/16)
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    水圧部会メンバーによる大学訪問

    2018/10/03 [Wed]09:30 編集
    category: JFPA水圧部会とは?
      ~水圧部会メンバーによる
          水圧研究関連の大学研究室訪問~


     当ブログでも既に何回か紹介していますが、JFPAの水圧関連事業の一つにADS国際標準化推進委員会があります。この委員会は、五つの大学を主体に水圧部会の委員企業が参加して産学連携体制で行われています。
     今回、8月1日に廣瀬バルブのメンバー二人が、大学側メンバーの信州大学 工学部 機械システム工学科 飯尾昭一郎准教授の研究室を訪問しましたので簡単に紹介します。

     飯尾研究室では、水圧用スプール弁の設計・性能・使用条件等についてキャビテーションに着目した標準試験方法の確立を目指しています。現在は、キャビテーションによる流量特性や振動騒音への影響を評価しているそうです。
     昨年開催されたIFPEX2017では、スプール弁の基本特性についてパネル展示し、スプール弁の差圧変化時のキャビテーション現象を可視化して評価した内容を発表していました。

     訪問の際にはキャビテーションを発生させていただき、その挙動を観察させていただきました。なかなかキャビテーションを見る機会がないので、様々な条件で試してもらいました。
     試験内容について説明してくださったのは岡部さんと渡辺さん、女性の学生さんです。アクリルブロックを用いて可視化されているのですが、この試験治具は担当されている岡部さんの手作り。購入品と間違えるくらい完成度が高く、非常に驚かされました。
     岡部さんは今年修了ですが、研究を引き継ぐ渡辺さんが新たに改良した試験装置を設計、製作されるそうです。試験内容もさることながら、試験治具を作る上での苦労話をしてくれる姿はすでに職人のような雰囲気を感じました。
    信州大学飯尾研_実験風景
       信州大学飯尾研究室でのキャビテーション実験風景(信州大学提供)
    水圧キャビテーション可視化装置
       水圧スプール弁のキャビテーション可視化装置(信州大学提供)

     企業が大学の研究を見学する機会はなかなかありませんが、ADS国際標準化推進委員会を通じてこういった交流が持てたことは、大変よい機会でした。当日は学生のお二人も、我々企業人との身近な意見交換を通じてだいぶ刺激を受けたようです。

    信州大学工学部 機械システム工学科 流体制御研究室
        http://www.kankyo.shinshu-u.ac.jp/~iiolab/

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    ADSサプライヤー企業の視察と水圧部会開催 日本アキュムレータ㈱ 

    2018/08/31 [Fri]09:00 編集
    category: JFPA水圧部会とは?

      ~日本アキュムレータ(株)にて水圧部会開催

     水圧部会では、2015年から所属企業での部会開催と企業視察を行なっています。第1回は㈱阪上製作所、第2回は廣瀬バルブ工業㈱で実施しました。
     今回、第3回は2018年6月にADSサプライヤー企業である日本アキュムレータ㈱にて水圧部会メンバー10名による企業視察を行いましたので簡単に紹介します。本社と工場の所在地は、静岡県のほぼ真ん中あたりの静岡市清水区です。
    本社・工場 正門
       本社・工場 正門

     日本アキュムレータ㈱の主要製品であるアキュムレータは、液圧回路の脈動吸収、衝撃緩衝に最適な機器です。知っているようで、実はよく知らないこともあり、あらためて、アキュムレータの種類や仕様、ブラダ交換が容易な構造等、製品の特徴を説明していただきました。
    内田委員によるプレゼン風景
       内田委員によるプレゼン風景

     アキュムレータの製造工程は、ブラダの材料であるゴムの混練と成形、本体の鋼管の熱間鍛造と表面加工、組み立て検査等、アキュムレータが完成するまでの工程を詳細に視察することができました。ほとんどの部品を内製していて、創業から60数年の歴史を有する現場では、さまざまな工夫がされていました。また、アキュムレータによる衝撃緩衝効果を体験できる給水ラインや、工作機械、大形油圧プレスについている油圧ユニットをアキュムレータを使用して、ポンプのアイドリングストップを行う省エネ事例も視察することができました。
     視察後行われた水圧部会では、市場調査(MR)グループと、広報PR(PR)グループのそれぞれの活動報告と今後の予定などが披露されました。その後、場所を変え懇親会にて喉をうるおしました。


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    JFPA 水圧部会の活動状況

    2018/08/23 [Thu]10:00 編集
    category: JFPA水圧部会とは?
     (一社)日本フルードパワー工業会では、平成10年(1998年)に水圧部会を発足させ、継続的に活動を続けております。当ブログのカテゴリー「水圧部会とは?」では、2010年以降、残念ながら記事を載せて来ませんでした。
     一方、水圧部会が中心になって展開してきた見本市IFPEXへの出展などについては、開催前の予告、開催後の出展報告など詳細に紹介をしております。
     今後は水圧部会そのものの活動についても適宜紹介いたしますので、興味のある方はお読みください。
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    ADSを利用した産学連携プロジェクトのご紹介

    2010/10/13 [Wed]10:47 編集
    category: JFPA水圧部会とは?
    ADSを利用した産学連携プロジェクトをご紹介します。

    産学連携
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