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    JFPA水圧部会とは?

    AquaDriveSystem: ADS

    Author:AquaDriveSystem: ADS
    (一社)日本フルードパワー工業会の水圧部会が運営するブログです。
    水道水で動く、新しい水圧機器アクアドライブシステム:ADSで環境にやさしい駆動技術を提案する活動をしています。

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    ADSサプライヤー企業紹介その9 (株)マツボー

    2017/02/03 [Fri]17:07 編集
    category: 水圧機器サプライヤー

     「ザ・ウォーターハイドロリックス
           ・カンパニー・リミテッド社と共に」


    この度、(一社)日本フルードパワー工業会の水圧部会に参加させていただくことになりました ㈱マツボー です。
    この機会を通じ、弊社のウォーターハイドロリックへの取り組みをご紹介いたします。
    弊社はトニー・マーカム氏によって2000年に設立された、世界で唯一の水圧機器専門メーカーである ザ・ウォーターハイドロリックス・カンパニー・リミテッド社(略称TWHC) の日本総代理店であります。
    そもそも近年水圧技術の復興は、英国NEL=National_Engineering_Laboratoryによる海水中での水圧利用機器開発であると言えますが、このルーツを有し水圧機器と装置開発に当初から参加していたのがTWHC社社長である Mr.Tony Markham です。
    図_海水中での水圧利用機器のイメージ

    英国防衛省の依頼に基づくNELの水圧モータ開発は1975年に開始され、1983年にはShell&Essoの出資により「アキシャルピストン式駆動装置」の開発が進み、1986年には英国FENNER社がこれら技術を取得しました。
    FENNER社は開発を進め1992年には6ccから60cc/revまでのアキシャルピストン式水圧ポンプと水圧モータの商品ラインアップを拡充させましたが、コントロールバルブやシリンダは自社開発せず市場にある機器を用いていました。その後FENNER社水圧部門を含む Fluid・Power・Divisionは一旦英国SPXグループに買収されたのですが、これら全ての水圧開発史の中に常にいたのがトニー・マーカム氏であり、SPX社よりFENNER社時代からの一切の水圧技術継承権を譲り受け、2000年にTWHC社を設立しました。
    水圧機器の設計・製作専門会社となったTWHC社は、FENNERからSPX時代にはできなかったコントロールバルブやシリンダの開発を行い、現在ではアクア・ドライブに必要とされるほぼ全てコンポーネントを準備できるに至り、これらを利用したアプリケーションも欧州を中心に広がりつつあります。
    図_アクア・ドライブ応用装置の例

    TWHC社水圧機器を含むこれ以上の情報にご興味のある方は、TWHC社ウエブサイト
    http://www.waterhydraulics.co.uk
    あるいは弊社サイト
    http://www.matsubo.co.jp/product/world/cat08/cat08_16/
    へ是非アクセス下さい。

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