JFPA水圧部会とは?
Author:AquaDriveSystem: ADS
(一社)日本フルードパワー工業会の水圧部会が運営するブログです。
水道水で動く、新しい水圧機器アクアドライブシステム:ADSで環境にやさしい駆動技術を提案する活動をしています。
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ADSに使用する「水と水質」プロローグ その3
~ その3 艦艇における水圧伝動装置の水は? ~
答えは、なんと1.5年前に公表された下記資料に見出すことができました。
坂上茂樹,日本海軍艦艇における水圧伝動装置について,大阪市立大学大学院経済研究科Discussion Paper NO.99,2017年6月20日
私の疑問を解くには十分で、かつ艦艇用各種設備やその歴史にも触れた大変興味深い技術資料ですが、ここではそのうちの“水”に限定して紹介いたします。
「1.水圧システム‥作動油及びその代用品としての水とその添加剤」
冒頭の第1章から“代用品”の語にびっくりさせられましたが、ここには「海軍砲術史」や「帝国海軍機関史」と共に、(社)日本油空圧学会の「油空圧の進歩100人の証言」からの引用により「水」に関する記述が比較検討されていました。引用とならない範囲で要点のみ紹介すると‥
1.蒸留水あるいは清水そのものではない
2.油の代用としての水にグリセリンを添加(凍結防止用)
3.添加剤の種類と割合:蒸留水または純清の清水5tonにつき
①沸騰水に軟石鹸1kgを溶解し、鉱油9Lと共に清水5000kgに混入したもの
②旋盤油10Lを標準として混和
というように、引用元の資料によって異なる表記が見られるとのこと。さらに‥
③グリセリンと蒸留水とを混合した甘油と称する液体
との記述している資料もあり、代用として各種使っていたのか、変遷があるのか、装置によって使い分けたのか、特定はできないようである。
いずれにせよ、「凝固点降下剤と潤滑剤を兼ねた添加剤を含む水が用いられたことは確か」とは筆者の言。
その4では、坂上氏の資料に書かれた各種装置について簡単に触れることにしてこのプロローグを終えたいと思います。
JFPA水圧部会事務局 大橋 彰 ak.ohashi@jfpa.biz
⇒ JFPAホームページよりのお問合せフォーム:
http://www.jfpa.biz/contact-us/

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